よくさ、感動する場所に行ったり経験したときに「もっと早く出会いたかった！」とか「この本を学生時代に読んでたら！！」とかちょいちょい思うことってない？
で、私は昔から妄想（想像じゃない）が好きで、それはもう小学生の頃からファンタジーを読んでは口開けてボーッと斜め上を見ながら「もし自分がこの世界だったら」って話を作ってたのよ。
で、大人になるとその回数は減るんだけど（ゼロではない）、なんかこう…内容が少しづつ変わってきてて、あぁきっとこれは私の後悔なんだなって思うようになったんだよね。昼夜問わず何かを調べたり研究したり練習したりってのが妄想の最初に来る。多分私が人生で一番後悔してることって、遅すぎた経験でも、人生の選択でも、忘れたい言動（主に黒歴史）でもなく、
何も一生懸命やってこなかった
ってことなんだな、と。
何かをする時に最初から諦めてたり、できなかったことを想定して「やりたいけどできない」って「やらないんじゃないんだ」って言い聞かせたりしててね。もっと楽しいことがいくらでもあるって、努力の先より目の前のことばっか考えたりして。
やったってできないことがあるのは当たり前だって思えなかったんだよね〜。小学校の卒業文集なんかそんな私の性格がよくでてるよ。将来の夢を書くページがあってね、書いて後悔してるから卒業してから一度も開いてないのに忘れられないの。「絶対なれないけど、けど、一応」って始まってるんだよ私の将来の夢。もーホント破り捨てたい。6年生の私にドロップキックしたい。それは夢ではない！って言いたい。いや夢なんだけど…もー！！ってなる気持ち分かる？
なんかさーそれってさー、それってすごいなんか…今になってもったいない事したなって本気で思うんだよ。
「年齢に関係なくいつからでもチャレンジできる」ってよく聞くけど、あんなのちょっとウソじゃん？なんだかんだ言って、特に日本は年齢に縛られてるし、縛らなきゃいけない事だってあるでしょ？だから、本気で一生懸命になることって早ければ早いほどいいのはいいんだよ。選択肢が広がるから。
でもさー、そんな後悔に気付いたって若返ることはできないから、今から多少は後悔しないようにっていうか…今までの人生で後悔してることを取り返すような選択して生きてみたいなって思ったんだよね〜。今流行りの自己肯定感とかじゃなくて、単純に自分が自分の人生に納得したいだけなんだけど。いやウソ、多分離婚したことも影響ないとは言い切れない。だって人生を共にしたいって思ってもらえなかった人間の価値って？って思うことがないとは言えないもん。
というわけで、今の私の目標は「ものすごい一生懸命フランス語の勉強する」です。もう脇目も振らず、とにかく勉強しまくりたい。それで「私も一生懸命やった経験がある」って思いたい。そしたらなんかちょっと人生変わるんじゃないかって（実際変わるかどうかじゃなくて自分の見方が変わるんじゃないかってことね）。あ、こう書くとホントただの自己満足だねw
その次は何かな。Vocationalでの勉強でいっぱいいっぱいになるとは思うんだけど…専門に活かせるような何かに一生懸命になりたいな。それだけをやりたいってことじゃなくて、そのためなら頑張れるってことをやりたい。そしたらちょっとは、私もすごく人生楽しくなるんじゃないかと思うんだ。
と言いつつ、「子供がいるとフランス語の勉強難しいわ〜」とか言ってるんだけどね！そういうとこだよ、私！！
（こういうとこ）
