3年前だったかな、王子に「ママはプレゼント何が嬉しい?」って聞かれて
「誰かがベッドまで朝ごはん持って来てくれる一日の始まり」
って言ってから、その時できる範囲で朝ごはんを用意してくれるようになりました。こんな愛も夢もない返答に精一杯答えてくれる王子が愛しい。一応考えたんだよ、手紙とか絵とか。でも「それはちょっと」って拒否されたんだもん(どうして!!)
さて、今年の母の日、朝起きて布団片付けて朝の紅茶を飲もうとしてたところに王子が起きてきて
「ママ!ベッドの準備できたから行っていいよ!寝てきて!」
え、いやでも紅茶飲みた
「朝ごはんは何がいい!?」
え、じゃあ(火を使わない)シリアルと、チーズと紅茶かな
「オッケー、ママ、器取って!」
え、はいどうぞ。
「ママ、ポニョくんは牛乳入れるね!牛乳どの位入れる?」
じゃあ半分位・・・
「ママ、牛乳重いからちょっと自分で入れて」
あ、はい。
「ママ、ベッド行ってきて!トレイで持ってくから!トレイどこ?」
これです
「紅茶なみなみ入ってるけど、気をつけて持ってくね!」
あ、紅茶はママが持って行きます。
「ママ、ベッドだとこぼすといけないから(横においてある)小さいテーブルに置くね!」
あ、はい。じゃあテーブルでいただきます。
そして食べてる間中ベッドの上に寝っ転がる王子とポニョの会話に返事をしなければならず、落ち着いて食べれない。挙句の果てには食べてる最中に
「ね〜〜〜ママ、僕の朝ごはんは?」
「ちょっと待ってね」って言いながら慌てて残りをかきこんで、大急ぎで王子とポニョの朝ごはんを用意するっていう。
「母の日には朝ごはんをママのために用意するよ!」って言ってくれる王子とポニョの気持ちは嬉しいけど、毎年
思ってたんと違う・・・
って思う日。