以前、離婚の話を私視点でばかり書いてる事がちょっと申し訳ないな~と思ったので、いいところを探してみたわけですが
いいところが少ししか出なかった気もするけど、「いずれは」と思いつつ「子供が小さいのに今すぐ」って程ダンナに愛想を尽かしていたわけでも、嫌いになってたわけでも、諦めてたわけでもなかった、私。まぁ非常に中途半端な状態ではあったけども(このあたりの結婚してた間の経緯や日々については、また後日記事にしようかと思ってます)。
でもダンナには「今すぐにでも離婚したい!ナウ!!ナウ!!!」って思われる程私は「ダメ」だったのかなって気になって、離婚理由を聞いてみたわけです。以前。まだ直接交流してた時に。
まぁ、最大の離婚理由(表向き?)は「経営者の妻のくせに、会社の経営が厳しい時にも生活費を落とす努力をしなかった。経営者の妻として有り得ない。この先やっていけない」って事だったってのは聞きましたが
改めて聞いてみた。
「他に離婚したいって思うところあった?」と。敢えて。勇気を出して。そしたら
「これっていうのは特にないんだけど」
と前置きの後に
「家族との交流が頻繁すぎて驚く」
「常識が違う」(詳細はコチラ離婚協議(1)まずは個人的に相手の条件を確認 - シングルマザー海を越え・・・る!?)
「お金の使い方が荒すぎて、価値観が違いすぎる」
「太った後、痩せる努力をしてない」←オイ
「自分が努力をしてない事を俺のせいにする」
「思ってた以上に外で遊ぶ事が多い」
「お酒飲んでるところが嫌いだった」
「お金を稼ごうという意思を感じない」
「俺の家に他人を呼ぶ」←!?
「僕より子供のほうを大事にしすぎる」←!?!?
いや、すごい出たな!!
まさかこんなに出るとは思わなかったっていうか、こんな風に思ってたの!?っていう衝撃が凄かった(まさか結婚して飲まなくなったお酒の事=結婚前の事まで出てくるとは)。
そういうのの積み重ねで、離婚を決意したそうです。
(おいおい、彼女ができたからでしょ~?っていう茶々はガマン)
一番に思った事は
「この細かい事が原因じゃなくて、1つ1つ解決していきたいって思えなくなった事が離婚の原因なんだろうな」
って事ね。それはよく分かる。私もそうだから。
「生活費を無駄遣いしてると思ってる」
「子供との時間を大事だと思わない(思えない)」
「平日は朝から晩まで仕事、週末はごはんの時間以外は朝から晩まで寝てるのに、30分子供を見るのも嫌がる」
「自分のために使う時間は大事だけど、家族のための時間はムダだと思ってる」
「常に若くて可愛い彼女がいないとダメで遊びまくる」
「自分ができる事を私がしない(できない)のは怠慢だと思う」
「育児が言い訳だと思われてる」
「私をバカだと思ってる」
細かい事を挙げたら、私もダンナ以上に出てくるかもしれないw
でも、そういう事じゃないんだよね。
それをもう、いちいちぶつけて、話し合って、お互い歩み寄る、妥協する、ガマンする労力をかけてでも一緒にいたいって思えなくなっちゃったんだよね。
じゃあ何でそうなったの?って考えてみたんだけど、
ダンナは「私が理想の彼女でいてくれなかった」って事で
私は「ダンナが家族になってくれなかった」って事なんじゃないかな。
ダンナから見た私は、「母親でしかなくなった」。
そういう私に女性としての魅力を感じられない。でも私は育児を言い訳にして、女性として魅力を感じてもらえるような努力をしない。
俺はなんでコイツと結婚したんだ?っていう。
「母親が欲しくて結婚したんじゃないのに」って。
私から見たダンナは「私に女性を求めて、父親でもダンナでもいてくれない」。
主婦で母親なだけでも大変なのに、これ以上役割を増やさないで!増やしてほしいなら父親がダンナとしての役割を果たして!っていう。
何で結婚したの!?何で子供も含めて家族を作ったの!?っていう。
どこまでも交わらない。どっちの意見も分かるけど。
なんでこうなったのかなぁ?
あらためて考えると、不思議。結婚した当初(1ヶ月位)はもちろんそんな事思ってなかったし、子供だって「できちゃった」んじゃなくて「欲しいよね」って話し合った結果だし(まぁ離婚話時に「俺は本当は欲しくなかった」って言われて衝撃を受けたけども)。
振り返ってみると、って言っても私のほうしか分からないけど・・・日々の積み重ねももちろんあるんだけど、決定的だったのは、たった一言だったな。
王子が生後4ヶ月位だったかなぁ?水道光熱費がかかりすぎてるから節約しろって言われたの。
「王子が小さいから体温調整できなくて、エアコンはつけっぱなしになるのは今は仕方ない。極力外に出て昼間の電気代もかからないようには気を付けてるし、水道代も、毎日お風呂入れてるから今の時点で急な節約は難しい」って答えたのね。
この時点で、既に王子をお風呂に入れるのに必要なお湯の量しか湯船に入れてない(私のふくらはぎの真ん中位まで)ので、お風呂のお湯の量も減らせないよ、と(おかげで私は鼻風邪ひきっぱなしでしたよ)。
これ以上節約するとまだ小さい王子にガマンさせる事になるから、せめて春位まで待ってほしいってお願いしたの。ついでに、提案もしたわけよ。節約のために。
「ダンナさんのお風呂も見直してみたらどうだろう?毎日シャワーを30分以上全開で出しっぱなしにして使って、土日もお風呂入れても入らないで、リラックスしたいからって1時間近くシャワーを全開で出しっぱなしにしてるけど、土日は同じタイミングでお風呂入ったり、シャワー出すのは使う時だけにしてみたら?」って。そしたら
「は?何で働いてる俺がガマンするの?お前も王子もお金稼いでないんだから節約位しろよ。ガマンしたくないなら、稼げばいいだろ。」
伝わるかなぁ?
「あ、この人とはもうこの先一生、家族になれない」
って思ったのが、この一言だったの。お互いの関係を、年収(お金)でしか計れない人なんだって思ったんだよね。そんでその能力があるかどうかで、人としてのランクを決めてるんだなって。
もちろん子供は稼げるわけがないから自分よりも低ランク。稼ぐ努力をすれば稼げる(はずな)のに稼いでない私は最低ランク。発言権も拒否権も休む権利もナシ。それ、家族か?って。
毎月浮気してても、平気でウソをついても、家族としてやっていく気がある上での浮気なら、いずれ関係修復できるかもしれないって思ってたんだけど、家族じゃなくて「共同経営者」的な感じで考えてるなら、それはもうダメだわって。
だって損得で考えてるんだもん。家族の関係って損得じゃないよね?
対等になるためには同じレベルで年収稼がなきゃいけない?子供育てながら。絶対無理とは言わないけど(チャレンジしてないから)、それって私にとって、子供との時間を犠牲にしてまで到達したい家庭像ではない。
稼いでれば浮気してもウソついてもいい家族なんて、子供に見せたくない。
稼げなければ愛してもらえないなんて人生、子供に歩ませたくない。
うーん、結局はそもそも家庭、家族に求めるものが違い過ぎたのかなぁ。付き合ってる間に「教育や家族に対する考え方や求める事」を話した時は、そんな違和感なかったんだけどなぁ。
まぁ、人間その場にならないと分からない事ってあるからね・・・その分からない事が分かりあえない事だったって事かしらね・・・。
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