先日、王子がプレゼンテーションの宿題を持ち帰って来たんですよ。
フランス語の。
で、今回はどんな風に準備したかをお伝えしましょう。私の心の声と共に!!←
1)テーマに関する質問文を翻訳。
Google翻訳を使うわけです。フランス語分からないから。そうするとね、日本語おかしいんだよね。
使ったことある人分かるよね?微妙にニュアンスが伝わらない感じ。
文章ごとGoogle翻訳にぶっこんで意味が分からない訳が出て来たら、「はぁ!?」って逆ギレしながら単語ごとに意味を調べて、繋ぎ合わせて翻訳。
単語だけじゃなくて、たまに連語とか、主語によって動詞の形が変わるものもあるから、インターネットで文法の説明してるHPを探しまくって翻訳した。
結果、翻訳ミスが後日発覚したんだけども←
7問中6問は合ってたから、王子のイラストを無駄にしないで済んだよ。良かった!!
2)質問の答えをイラストで描く。
6歳の子供にイラストをたくさん強制的に書かせることが、どれだけ大変か・・・。王子はフランス語が分からなくて悔しい気持ちを引きずってて、全然気乗りしないままイラストに取り掛かっちゃったから、それはもう大変でしたよ。
質問は翻訳してあげたけど、何を描くか?は考えさせたから「これを描く」って決めたらそれだけで
「すごいじゃん、よく思いついたね!じゃあ、それ描いてみようよ!すっごくいいの描けると思うよ!」って褒めちぎり、
ちょっと描いただけで「うまーい!!絵描くの上手になったねー!!」と褒めちぎり、
完成した絵が例えなんだか分からなくても「ここにお星様描いたんだね!カワイイ!思いつくのがスゴイね〜」と褒めちぎり、
褒めまくっておだてて何とか描かせました。
完成したイラストがこちら。
よく頑張ったよ・・・!!私も←
3)説明文を英語で書く
「英語できるから、これはすぐ終わるでしょ〜」って思ってたの。でも、6歳の子供に「イラストの説明を文章でしてごらん」っていうのがどれだけ大変か、今回初めて知ったわ!
単語では簡単に言えるんだよ。例えば「このコスチュームはなんのコスチューム?」「ミニオン」みたいな。でも、プレゼンテーションでは
とか言わなきゃいけない。それを理解させるのに、まず時間がかかった。
「誰が衣装を着るの?」「Me」
「じゃなくて、文章にすると?」「文章って何?」
「Sentenceだよ」「何それ?」
「私は、って英語でなんて言う?」「I」
「じゃあ、Iが何をするの?」「Wear」
「続けると?」「I wear」
「何を着るの?」「ミニオン」「ミニオンの何?」「Costume」
「じゃあそれをさっきのI wearと繋げると?」「I wear a minion’s costume」
「いつ着るの?」「Halloween」
「それを繋げると?」「I wear a minion’s costume at Halloween」
「それが文章だよ。じゃあ、最初の文章を作ってみよう」
って感じで、1つ説明するのにものすごい時間がかかる。しかも王子に集中させるためにポニョを大人しくさせないといけなくて、そのためには昼寝かTV観せるしかないんだけど、TVの音がするといちいち王子がリビングに行きたがる(宿題はダイニングでやってる)。
しかも英語すら危うい私の言語力。
内心「いやこれどうだったっけー!!」ってヒヤヒヤしながら王子に指示出してたよ・・・。
4)フランス語に翻訳する。
分かりますか?覚束ない英語力で作った文章を、更にフランス語に翻訳しなければいけない苦しみが・・・!!!
「私はって何?」
「Je?Je(ジュ)の次は何よ?英語でいうbe動詞は何になるの?」
「etre」?え?なんでそれが「suis」とか「es」「est」「sommes」「sont」になるわけ?全然違うじゃん!
「ママー、早くフランス語にしてよ」
いやこれ私の宿題じゃねーし!!!
「まず自分で考えてみようよ。私はってフランス語でなんていうの?(覚えたて)」
「Jeだよ」
「じゃあその後の・・・ホラ・・・be動詞っていうさ・・・ホラ・・・あるでしょ?それのフランス語のさ、ホラ・・・」
伝わるわけがない。
それでもなんとかフランス語にして文章を作りましたよ・・・!!頑張った・・・2人でよく頑張った・・・(涙)
5)文章にする
宿題というか先生の指示で、「プレゼンテーションはストーリーを読んでいるかのように話す」ってあったのね。
ストーリーを読むように・・・?
要するに、質問を読んでそれに対する答えを言うだけじゃダメってことかい?ノンフィクションのストーリーを書かねばならぬと・・・!!!(そこまでは言ってない)
でも小学校1年生に一体どこまでのプレゼンテーションのクオリティを求めてるの?私のプレゼンテーションの常識を王子にまで絶対に求めたらいけないことは分かるんだけど、どの程度?ってなるとさっぱり。
よし。
子持ちのクラスメートに相談してみよう。
水曜の朝までに準備させられるのかしら・・・?